活動報告 その3 コシノ・ジュンコ氏のワークショップ(稲井小学校)

9月12日
おがつ秋の芸祭 鼓舞が終わって落ち着く前に、
伊達の黒船太鼓保存会に衣装デザインの支援をしていただいた
コシノ・ジュンコ氏が稲井小学校にワークショップにやってきました。

日本とブラジル国交105年にちなんだ「日伯の新たな文化交流」
を目指すアートイベントの一環で、今回の稲井小学校(渡波小学校も震災後間借り中)
かたつむり作戦」というプロジェクトで、
渦巻状の殻の形の画用紙にブラジル、そして日本の両国の子ども達が描いた絵を
集めて展示するという内容です。

稲井小、渡波小の子ども達が本当に楽しそうに絵を描いていて、
良い意味で型破りな、まるでパウル・クレーやカンディンスキーを思わせるような
色使いもあったり、見ている方もとても面白かったです。

今回のワークショップでは、
会長の神山さんと、僕(四倉)の2人での少人数編成「黒小舟」で久しぶりに
演奏でした。

神山さんのバチがどんどん折れていくというハプニングもありましたが(笑)
気持ちと勢いは伝わったと思います。

演奏の後に、
「和太鼓をやりたい!」
っていう、子どもたち(大人も)いて、とても嬉しかったです。

稲井地区にも獅子舞などあって、どんどん地域に伝わる芸能にも
目を向けて、そして自由な表現も同時にやり、一人ひとりの芸術を
育んでいっていただければなと、願いを改にしたイベントでした。




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石巻日日新聞