石巻市 雄勝町伊達の黒船太鼓保存会の公式ブログ  DATE NO KUROFUNE TAIKO of Ogatsu Official Blog.

2012/03/30

3月31日 ミヤテレ復興祭 出演!





黒船太鼓がミヤテレ復興祭に出演いたします!
14:00から市民広場メインステージで沿岸部地域の太鼓演奏があり
黒船の出演は3月31日 の14:50〜 市民広場のメインステージにてです!
是非足をお運びくださいませ!

日 時:
2012年3月31日(土)・4月1日(日)/ 午前9時30分~午後4時
会 場:
仙台市役所前 市民広場
主 催:
株式会社 宮城テレビ放送
後 援:
仙台市、仙台商工会議所、(財)仙台観光コンベンション協会、
読売新聞社、報知新聞社
入場料:
無料
■企画・運営、お問い合わせ
ミヤギテレビ 事業部 022-215-7700(平日 10:00~12:00、13:00~18:00)

タイムテーブル / 会場レイアウト (クリックすると大きく見れます)






2012/03/13

[video]2012年3月10日 雄勝公民館跡 大津波で被災したバスを下ろす時

演目:伊達の黒船


撮影:Jason Ford


2012年3月10日
宮城県石巻市雄勝町の公民館跡にて。
3.11の大津波で壊滅被害をした雄勝町。
津波で観光バスが公民館の屋根に上がってしまい
そのまま約一年、そこにありました。
そのバスが下ろされる日は一年前と同じような寒い雪の日。
石巻市雄勝町の伝統太鼓集団の 伊達の黒船太鼓がその場所で演奏。

魂からの音、この場に響き
その音に共振、共鳴し皆で元気になっていくことを願って。

2012/03/05

いざ2011年按針祭へ

8月の伊東市の按針祭出演に喜ぶと思って話したら、
代表の神山さんから「叩けない」と、驚く言葉が返ってくる。

話を聞くと、その大舞台へ向けて練習する場所はどこにある、
練習するための太鼓はどこにある、衣装は、人も離散して集まらない。
そういう状況で行って叩いてみっともない演奏を
集まった人に聴かせる訳にはいかないと。

まさに正論で、僕自身も音楽をやっている身として
とても共感できるところですが、それは通常時の時の話です。

今、こういう時だからこそ、
出来ることを精一杯やる。完璧の状態から始めるなら
あと何年かかるか解らない。
兎に角、下手でも良い、生き残った命、
今の自分達の思い切りの音を鳴らそう。

何度も、僕や、そしてのぞみさんが説得しました。

でも、一番叩きたがっているのは、神山さん本人だというのは
誰もが解っていることです。


普段神山さんは仙台に避難をして、
そこで生活の為にアルバイトをしながら、
石巻の旧飯野川高校の校舎を間借りしている雄勝中学校の生徒に
和太鼓の指導をしています。

伊東市の大川さんの方も着々と話を進めてくれて、
伊東から取材団を引き連れて石巻まで来てくれました。

そこで、雄勝中学の生徒がやっている「タイヤ太鼓」の取材。
太鼓を津波で流された為、古タイヤにビニールテープを貼りつけて
作った太鼓での稽古。


実はそこで大川さんと雄勝の黒船太鼓のメンバーみんな
初対面でした。


直接会って話をして、他のメンバーもみんなやる気になり。
神山さんの分も、人数に入れてしまって(爆)そういう状況になり、

「それじゃあ、もうやるっきゃないな!」

と、立ち上がってくれた神山さん。
これで決まった。


(四倉 由公彦)


3月10日 雄勝公民館跡にて

もうじき、東日本大震災より一年が経とうとしています。

雄勝町はあの津波で町は壊滅してしまいましたが、
少しずつ、少しずつ復興に向けて、全国のみなさまに
支えていただきながら歩んでおります。

公民館の屋根にはあの津波で打ち上げられた
観光バスがありますが、
2012年 3月 10日にそのバスを降ろす作業が行われます。


その現場にて、黒船太鼓がゲリラ的に演奏を行います。

午前10時から作業が開始されます。


2012/03/01

伊達の黒船と徳川の黒船

yukkiです。

黒船のメンバーの安否確認が取れて少しホッとするも、
これからどうやっていくんだろう。
それに、後回し後回ししていると復活ができなくなってしまうのでは、
今ここで動き出して流れを作らないといけないのでは。

という話を石巻中央の方に避難してきたメンバーの一人、
のぞみさんと話をしていました。
彼女自身も同じ気持ちみたいだけれど、
メンバーはそう思えない人もいる、でも一人でも叩くと
でも、どうしたら良いのか。みんなと叩かなければ黒船太鼓では無い。

本当にその気持ちは痛い程解りました。

震災後に交流を持った、静岡県伊東市の大川さんと
黒船太鼓の話をしていたら、ふいに

「あ、もしかしたら伊東に黒船繋がりで呼べるかもしれない」

始めは全く訳が解らなかったのですが、
聞いてみると、静岡県の伊東市では「按針祭」という
祭りを毎年8月にしているとのこと。
按針とは、江戸時代初期のイギリス人 ウィリアム・アダムス
帰化し、三浦按針という侍になった。
その按針が洋式帆船 サン・ブエナ・ベントゥーラ号を現在の伊東市で造った。

同じ時期に外交権を得た伊達政宗の家臣、支倉常長が
現在の雄勝でガレオン船 サン・ファン・バウティスタ号を造り
メキシコを経由してスペイン、セビーリャに着港し、
バチカンで洗礼を受けている。

一節には、ベントゥーラ号の船員とスペインで会い、
サンファン号に乗って来たという説もあるらしい。


「俺、祭りを動かした経験無いけれど、ちょっと相談してみる」

と、大川さん。

数日後

「なんか、復興支援という形で招待できるかもしれない」

そこで、黒船太鼓を伊東に呼ぶ計画が進められていきました。
その事を、のぞみさんに話をして、
始めは信じてもらえない感じだったけれど
僕が言うのならと、信じてくれ大川さんを紹介しました。

代表代行の神山さんと連絡がついたので、話てみるけれど、
意外な言葉が返ってきて驚いた。

「俺、やっぱり叩けない」

落ち込む気持ちは重々によくわかるけれど、今動かなきゃ。
のぞみさんも必死に何度も説得してくれて、
しぶしぶだけれど、夏の按針祭に黒船太鼓が参加することは
ゴーサインは出た。
けれど、神山さんは行くかどうかはまだ決められないと
言っている。けれど言っている声が震えているのも知っていた。


つづく。