サンファン館での「おらほの復興市」

先日11日に「おらほの復興市」に出演してきました。
今年はサンファン館を会場にして、様々な地域の伝統芸能ステージや
催し物、物産販売やワークショップなど、とても素敵なマーケットの
ような雰囲気でした。


去年の10月が前回のおらほの復興市で、場所は石巻の南栄の広場。
僕はまだ黒船太鼓のメンバーでは無かった時で、
その時は会長の神山さんにコラボレーションをしようと誘ってもらいました。
僕は和太鼓では無くオーストラリアの先住民の楽器ディジュリドゥ。
あれから1年以上経つのかと、少し時間の感覚が混乱しているのに気がつく。
早いような、遅いような。

(昨年のおらほの復興市の写真)

今年は、僕は撥を持ってみんなと一緒の仮衣装を纏って立っている。
不思議な、そして嬉しい気持ちになりました。





「おらほのラジオ体操」を、出演者、スタッフみんなでやってからの
イベント開始。とてもユニークです。

伊達の黒船太鼓の出番になり準備。
時間に余裕もあってとても良い感じに始まると思いきや
本番直前に突然神山会長が走って消える。

一体どうしたのかと思えば、銅鑼の撥をどこかに置いてしまったようで、
銅鑼を素手て叩くという荒業に。
でも、良い音していました。

この日は雄勝法印神楽も公演でした。
実は僕(四倉)は雄勝法印神楽を見るのは初めてでとても感激しました。
演目は「笹結」。
本当に燥いで見ていました。
演目が終わると、隣に座っていたオバアちゃん達に
神楽で使った道具の御幣(おへそく)の落ちた物を拾ってきてほしい、
自分たちは女だから、ステージには登れないと言われ、
直ぐに拾ってもってきました。
元々、雄勝の人達みたいで黒船太鼓や神楽を見て感激をしてくれていました。
神楽の落ちた御幣は、ご利益があると言い伝えられているみたいで、
その御幣で復興、平和を祈ると聞いた時に、僕も一緒にやろうと思いました。



神楽の後にステージでシークレットゲストで来ていた、一青窈さん。
彼女の歌もまたとても染みました。

本当にみなさん、ありがとうございます。おつかれさまでした!