石巻市 雄勝町伊達の黒船太鼓保存会の公式ブログ  DATE NO KUROFUNE TAIKO of Ogatsu Official Blog.

2012/12/15

雄勝希望のキャンバスのこと

先日12月2日に雄勝町の荒浜海水浴場にて
雄勝希望のキャンバス」完成式典で公演をさせてもらいました。

その日は風も優しく、天気も晴れてくれましたが
やはり海風は冷たかったです。



伊達の黒船太鼓の曲の一つである「ペルム幻想」を作曲してくださった
大阪音楽大学副学長でもある和泉耕二さん、一緒に共演してくださっている
ピアニストの和泉真弓さんも石巻に駆けつけて、

また石巻市雄勝町での新しい衣装のお披露目でもありましたので、
支援をしてくださった、日本ユネスコ協会、そしてデザインをしてくださった
コシノ・ジュンコさんも急遽石巻に駆けつけてくれました。


黒船太鼓にとって新たな出航でもあるこの日に、
雄勝に支援、応援してくださっている方々に集まっていただき、
そして被災した雄勝の色々な地域からも人が集まりました。

式典が始まり、挾土さん、絵と詩を書いた黛まどかさん、
そして急遽絵を描きに来た漫画家の井上雄彦さんも続々とメッセージをくださり、
始めに雄勝法印神楽の公演が始まりました。

雄勝での舞、本当に「地」を感じる舞で圧倒されました。
僕の横で涙を流していた会長の神山さんを見逃しませんでした。


挾土秀平さんの漆喰壁にそれぞれ思いとメッセージをのせて、
これからまた未来へと歩んでいきます。


12月2日の式典の様子は「石巻かほく」や「フライデー」に掲載されました。



(四倉)

2012/12/12

12月16日 「さぁ!! 立ち上がれ石巻 まるごとフェスティバル」

12月 15日(土) 16日(日) 10:00〜15:00
石巻駅前 にぎわい交流広場

伊達の黒船太鼓も16日のオープンニング 10:00 から
演奏をすることが決まりました。
石巻の様々な美味しいものが集まるイベントです。
是非、足をお運びください。






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2012/12/05

陸上自衛隊第6師団から写真をいただきました

先日、11月17日の「陸上自衛隊第6師団 創立50周年記念音楽まつり」に
参加した時に撮っていただいた素敵な写真を送っていただきました。
本当に心温まる気持ち、そして御縁を大切にしたいなと思いました。
有難うございます!
















2012/11/30

そして、石巻商店街まつりへ

雄勝の店こ屋街一周年祭での公演を終え、
石巻の商店街まつりへ来ました。
神山会長、芳賀さんは雄勝の祭の手伝いで現地に残り、
畠中副会長、阿部さん、佐藤さん、鈴木さん、僕(四倉)と
いつもより少ない編成での公演でした。

場所は元宮城生協があった建物で震災後に
アイトピアホールとして、多目的スペースになり街のために使われています。
そこで様々な物産市や、マグロの解体ショー、
他の場所では静岡県伊東市から「伊東お菓子ぃ共和国」のみなさんもいらしていて
賑やかでした。
もちろん、伊達の黒船太鼓を復活させてくれた伊東の大川さんも
来てくれていて、みんなと按針祭ぶりの再会でした。

当日はとても風が強かったので、当初黒船太鼓は商店街の歩道での
演奏を予定されていましたが、アイトピアホール内に変更になりました。

この日は「図南の響」の第三章の演奏で、
僕(四倉)は、初めての締太鼓の先立ちでした。
怪我など色々バタバタしたのもありちょっと緊張しましたが、
先輩たちのおかげで乗り越えられました。

イベントに来てくれていた方々も喜んでくれてとても嬉しかったです。
また、雄勝から物産市に来ていた方も声をかけてくれて、
久しぶりに雄勝の太鼓の音を聞いて心に響き、
これからも頑張って続けて欲しいと涙ながらに言葉を戴き励みになりました。





追記
伊東市の大川さんが黒船太鼓を覚えたいと申し出てくれたので、
まずは基本の構え、腰の入れ方と様式を畠中副会長直々の個人レッスンがありました。
その後はずっと一人で反復練習を石巻を出発するまでしていました。
いつの日か一緒に撥を握る日を楽しみにしています。


雄勝の店こ屋一周年

18日の日曜日。
石巻では津波で被災した石ノ森萬画館が再オープンするということで、
色々と賑わっていました。
それと同時に商店街のイベントの日と重なったり、
また雄勝では仮設商店街「店こ屋街」の一周年記念祭もあり、
あらゆるところで、賑わっていました。

前日が山形での陸上自衛隊の音楽祭での公演で、
実のところを言うと僕は肩を痛めてしまい右腕を肩より上に上げると
激痛が走る状態でした。
神山会長と相談し、型を変えて演奏するか辞退するか色々と悩みながら
当日を迎えました。

午前中に雄勝の店こ屋街、午後からは伊東市の按針祭で
御縁をいただいている石巻のZENKAI商店街も関わっている商店街まつり。
雰囲気を見ていた僕は、気合いでいつも通りの型でやることにし、
芳賀さんに経口痛み止めをもらっての演奏。
気合いが入って集中できて、よく周りの音も聴こえました。

無事に公演も終え、祭がスタートしました。
お神輿もみんなに担がれていました。
神山会長も神輿の太鼓に入り、もう一人は畠中さんのお父さん。
実は雄勝味噌作地域の獅子舞太鼓のコンビみたいで貫禄ある音でした。

急いで太鼓を車につぎ込み、石巻の立町、アイトピア商店街へ。






松島 紅葉ライトアップ千秋楽

10月27日〜11月25日の期間にあった「松島 紅葉ライトアップ」の
千秋楽に瑞巌寺門前での公演をさせてもらいました。

僕が(四倉)円通院でレギュラー演奏をさせてもらっていたのがきっかけで
御縁をいただきました。
始めは神山会長と僕の2人編成での段取りでしたが、
人数が増えても大丈夫と連絡を受け、急遽でしたが畠中さん、阿部さんが
スケジュールをつけてくれ4人での演奏をすることができました。

紅葉ライトアップの千秋楽、瑞巌寺隣の円通院の開門時と同時に演奏を開始。
まずは瑞巌寺に向かい、奉納の意を込めて伊達の黒船の打ち上げ。
そこから、向き帰り第一章から第三章までの演奏をしました。
円通院に並んでいたみなさんに聞いていただき、
そして、また演奏してほしいとの声もいただいて、
一時間後にアンコール公演も開けました。

「伊達の黒船」に続いて「図南の響 」の第三章を演奏し公演を終えました。
その場に居たみんなが一つになっていたような、そういう空間で
とても胸が一杯になりました。

また、伊達家、支倉家と深い縁のある円通院、瑞巌寺で
伊達の黒船太鼓が演奏できたことに、本当に胸が熱くなりました。

来年もまたとお声をかけて頂けたのも、とても嬉しいですし、
来年は伊達の黒船「サン・ファン・バウティスタ号」の出帆400年の記念の年。
ここで繋がったのもまた御縁だなと深く感じました。

そして、話をしていると円通院と静岡県伊東市とも縁があるそうで、
それもまた驚きでした。震災後に伊達の黒船太鼓が息を吹き返すきっかけに
なったのは、伊東市の按針祭。
そして400年前の三浦按針の船と支倉常長の船。その400年後の伊東との繋がり。
鳥肌のたつような繋がりの御縁の発見でした。

また、公演が終わった後に栗原の風の沢ギャラリーの杉浦さんと
偶然バッタリ再会をしました。
前回会った時に伊達の黒船太鼓の話をしていたので、
偶然ですが見てもらうこともできました。

そんな不思議な、松島の夜でした。

円通院境内 本堂池前


Camera by Kazenosuke Sugiura (風の沢ギャラリー)

文房四宝まつり、レセプション公演

11月24日、25日に石巻グランドホテルにてあった
和紙、硯、墨、筆の「文房四宝まつり」がありました。
そのレセプションパーティーが23日の夜にあり、演奏をさせてもらいました。

石巻市雄勝町は東京駅の屋根にもなった玄昌石(雄勝石)での硯の産地です。

筆は広島県、熊野市。
墨は三重県、鈴鹿市。
紙は鳥取県、鳥取市。

その4つの地域が文房四宝で繋がるイベントに
地域芸能として参加できて嬉しかったです。



サンファン館での「おらほの復興市」

先日11日に「おらほの復興市」に出演してきました。
今年はサンファン館を会場にして、様々な地域の伝統芸能ステージや
催し物、物産販売やワークショップなど、とても素敵なマーケットの
ような雰囲気でした。


去年の10月が前回のおらほの復興市で、場所は石巻の南栄の広場。
僕はまだ黒船太鼓のメンバーでは無かった時で、
その時は会長の神山さんにコラボレーションをしようと誘ってもらいました。
僕は和太鼓では無くオーストラリアの先住民の楽器ディジュリドゥ。
あれから1年以上経つのかと、少し時間の感覚が混乱しているのに気がつく。
早いような、遅いような。

(昨年のおらほの復興市の写真)

今年は、僕は撥を持ってみんなと一緒の仮衣装を纏って立っている。
不思議な、そして嬉しい気持ちになりました。





「おらほのラジオ体操」を、出演者、スタッフみんなでやってからの
イベント開始。とてもユニークです。

伊達の黒船太鼓の出番になり準備。
時間に余裕もあってとても良い感じに始まると思いきや
本番直前に突然神山会長が走って消える。

一体どうしたのかと思えば、銅鑼の撥をどこかに置いてしまったようで、
銅鑼を素手て叩くという荒業に。
でも、良い音していました。

この日は雄勝法印神楽も公演でした。
実は僕(四倉)は雄勝法印神楽を見るのは初めてでとても感激しました。
演目は「笹結」。
本当に燥いで見ていました。
演目が終わると、隣に座っていたオバアちゃん達に
神楽で使った道具の御幣(おへそく)の落ちた物を拾ってきてほしい、
自分たちは女だから、ステージには登れないと言われ、
直ぐに拾ってもってきました。
元々、雄勝の人達みたいで黒船太鼓や神楽を見て感激をしてくれていました。
神楽の落ちた御幣は、ご利益があると言い伝えられているみたいで、
その御幣で復興、平和を祈ると聞いた時に、僕も一緒にやろうと思いました。



神楽の後にステージでシークレットゲストで来ていた、一青窈さん。
彼女の歌もまたとても染みました。

本当にみなさん、ありがとうございます。おつかれさまでした!


2012/11/29

伊達の黒船太鼓の新衣装

東日本大震災で全て流失した伊達の黒船太鼓の衣装を
様々な繋がりからユネスコ協会とコシノ・ジュンコさんの支援を得て
新しい衣装を作っていただきました。

仮縫い時の記事

伊達の黒船、「サン・ファン・バウティスタ号」の建造を命じた伊達政宗の、
新しく時代を切り開き未来へ進む。
そのようなイメージでのデザインの話し合いを重ねて、
“コンテンポラリージャパン”をテーマにデザインしてくださいました。

その衣装の贈呈式を今月の初旬に東京都内で開いていただきました。


その直後にコシノさんが繋いで下さった公演で
陸上自衛隊第6師団の音楽祭があり、そこで新しい衣装の袖を通して出演しました。
震災の時に本当にお世話になった自衛隊の方々で、
第6師団は石巻でも救出、緊急支援、復旧活動をしていただいていました。
また、太鼓を打てる、そして震災時にしてくれた事への感謝の気持ちを
思い切り撥に託して打って来ました。
そして、この衣装も。様々な思いと繋がりが具現化した特別な衣装。
これも、自分達の次の世代、また次の世代へと受け継いでいってもらいたいと
強く思います。



石巻市でのお披露目公演は12月 2日の「雄勝希望のキャンバス」の公演になります。

11月11日 石巻かほくに神山会長

11月11日 石巻の地方紙「石巻かほく」のコーナー
「私の一歩」に掲載していただきました。

会長の震災直後から、活動を再開にまでの経緯や心境を
書いてくださっています。
(このブログでも「2011」というラベルで追って綴っていきます。)

これからも、みんなで活動頑張っていこうと思います。



12月2日 雄勝町荒浜海水浴場にて「雄勝 希望のキャンバス」完成式


飛騨の左官職人 挾土秀平氏らによる「雄勝希望のキャンバス」プロジェクト。
雄勝町荒浜海水浴場にて、高さ4m、長さ40mの巨大な土壁キャンバスを
雄勝の木と土と瓦礫を使い制作し、
そこに雄勝の人、または縁、思いのある人に思い思いを書き描いて一つの絵を完成させます。

Photo from 飛騨経済新聞

その完成式典が 12月 2日に 雄勝町の荒浜海水浴場に14:00よりあります。
雄勝法印神楽と伊達の黒船太鼓の公演があります。

また、その日に先日、ユネスコ協会からの支援で
ジュンコ・コシノさんデザインの伊達の黒船太鼓の新しい衣装のお披露目もあり、
コシノさん本人もいらっしゃるようです。

この場が、未来へ紡ぐ場になるようにと言う思いと、
大きな感謝を込めて演じようと思います。

是非、お時間があったら雄勝までおこしください!





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鳴子温泉での伊達の黒小舟

11月1日

いつも、個人的にお世話になっている鳴子温泉の方に
呼んでいただき、演奏をしてきました。

「好日館」という無料のギャラリー、休憩場の5周年記念の
5日間のイベントでした。


小じんまりとした空間だったので、神山会長と僕の2人(黒小舟)で
演奏をしてきました。
楽曲は、アレンジをした伊達の黒船の1章、3章、
それと図南の響の3章の即興アレンジ。

丁度、お昼の電車が到着するのと同時に演奏を始め、
鳴子温泉に湯治、観光をしに来たお客さん達を迎えました。

このイベント期間に、石巻市雄勝町の物産の
雄勝硯などの玄昌石(雄勝石)の工芸品、海産物なども物販させていただきました。
これを御縁に鳴子温泉と雄勝の伝統工芸、文化で繋がっていけたら、
海と山の街道が復活しますねと、町の人達と盛り上がりました。

鳴子温泉は震災時に石巻、女川、南三陸など来た被災者を受け入れて
温泉の力で癒して、みんなが元気になるようにと町内会や商店街など
町のみんなが一緒に頑張ってくれている場所ですし、
伝統的に自炊湯治が盛んな場所でもあります。
お湯も、どうしてこんなに沢山の種類が!というほど豊富かつ濃い。

今度また湯治もしにいきたいです。

鳴子でお気に入りの場所は「潟沼」。ここも是非。


(四倉)