松島 紅葉ライトアップ千秋楽

10月27日〜11月25日の期間にあった「松島 紅葉ライトアップ」の
千秋楽に瑞巌寺門前での公演をさせてもらいました。

僕が(四倉)円通院でレギュラー演奏をさせてもらっていたのがきっかけで
御縁をいただきました。
始めは神山会長と僕の2人編成での段取りでしたが、
人数が増えても大丈夫と連絡を受け、急遽でしたが畠中さん、阿部さんが
スケジュールをつけてくれ4人での演奏をすることができました。

紅葉ライトアップの千秋楽、瑞巌寺隣の円通院の開門時と同時に演奏を開始。
まずは瑞巌寺に向かい、奉納の意を込めて伊達の黒船の打ち上げ。
そこから、向き帰り第一章から第三章までの演奏をしました。
円通院に並んでいたみなさんに聞いていただき、
そして、また演奏してほしいとの声もいただいて、
一時間後にアンコール公演も開けました。

「伊達の黒船」に続いて「図南の響 」の第三章を演奏し公演を終えました。
その場に居たみんなが一つになっていたような、そういう空間で
とても胸が一杯になりました。

また、伊達家、支倉家と深い縁のある円通院、瑞巌寺で
伊達の黒船太鼓が演奏できたことに、本当に胸が熱くなりました。

来年もまたとお声をかけて頂けたのも、とても嬉しいですし、
来年は伊達の黒船「サン・ファン・バウティスタ号」の出帆400年の記念の年。
ここで繋がったのもまた御縁だなと深く感じました。

そして、話をしていると円通院と静岡県伊東市とも縁があるそうで、
それもまた驚きでした。震災後に伊達の黒船太鼓が息を吹き返すきっかけに
なったのは、伊東市の按針祭。
そして400年前の三浦按針の船と支倉常長の船。その400年後の伊東との繋がり。
鳥肌のたつような繋がりの御縁の発見でした。

また、公演が終わった後に栗原の風の沢ギャラリーの杉浦さんと
偶然バッタリ再会をしました。
前回会った時に伊達の黒船太鼓の話をしていたので、
偶然ですが見てもらうこともできました。

そんな不思議な、松島の夜でした。

円通院境内 本堂池前


Camera by Kazenosuke Sugiura (風の沢ギャラリー)